4月11日(日) 「キリストの体を造り上げる」
2021年04月18日
Ⅰコリントの信徒への手紙12章12~31節
- コリントの教会で起こっていた分裂騒ぎを心配した使徒パウロは、神の前に、そして人の前に互いに謙遜になることを勧めました。
- 人にはそれぞれ個性があります。その違いを認めるだけなら聖書以外でも言うでしょう。神が与えた違いだと認め、受け入れることです。
- 教会も人の集まりですから、色々な人がいます。それをパウロは体の部分に例えて、それぞれが必要な働きを持っていることを教えます。
- 人が集まれば必ず比較が生まれ、役に立つ、立たないで優越感や自己卑下が起こることもあります。教会はそうであってはなりません。
- 役に立つから尊いといった利益追求を第一の目標とするような価値判断ではなく、同じキリストを頭とする体に属しているから尊いのです。
- 色々な人がいることは事実ですし、役割も優先順位はあります。しかしそれらは神の賜物であって、それによって一つの体を造っています。
- 個性の違いを認めるだけでは分裂を起こしますが、違いが交わることによって体が豊かに造られることを謙遜に受け止めていきましょう。