4月17日(日) 「振り向くマリア」
2022年04月24日
ヨハネによる福音書20章11~18節
- 空になった墓を前にして泣くしかなかったマリアに、主イエスの代わりにいた天使が告げます「なぜ泣くのか」と。
- マリアは墓という過去の方を向き、天使は反対側を向いています。その視線の先に復活した主イエスがおられたのです。
- マリアが振り返ってみても、それが主イエスだとは気づきませんでした。過去しか見ていないと、将来に向かう姿は見えないのです。
- 復活の主に「マリア」と名を呼ばれることで、マリアは初めて主だとわかります。この名を呼ばれる経験をわたしたちもしています。
- すがりつこうとするマリアを主は止めました。復活した主を自分の手に収めようとすることはできないのです。
- 主イエスの復活は、ただ生き返ったということではなく、死を滅ぼし、永遠の命への道を拓いてくださったということです。
- マリアは復活の事実を告げました。わたしたちも復活の喜びに満たされて、その祝福を伝える者として送り出されていきましょう。