4月20日(日) 「ここにはおられない」
2025年04月26日
マタイによる福音書28章1~10節
- 主イエスはこれまでに3回、ご自身が受ける十字架と死、そして復活を予告されましたが、当時は誰も受け止めることができませんでした。
- 人間の常識では、死んだら全てが終わりなのです。誰も復活を経験したことがありません。だから、理解を超えた信じる世界なのです。
- クリスマスは夜の出来事でしたが、イースターは週の初めの日の明け方でした。これから光が、希望が輝き出ることが示されるようです。
- 一週間七日の初めの日、つまり天地創造の第一日目、神は光を創造されました。神は死の闇の中から御子をよみがえらされたのです。
- 復活の現場にいた天使は、婦人たちに「恐れることはない」と告げました。死は恐るべきことです。しかしそれが取り払われたのです。
- 共観福音書すべてが主イエスは「ここにはおられない」と告げます。墓という過去に縛りつけられるのではなく将来へと目を向けさせます。
- 復活の主は弟子たちを「兄弟」と呼びました。裏切り、逃げ去ったままの弟子たち、神の子を殺すわたしたちを赦し、招いてくださいます。