４月２５日（日）　「わたしに従いなさい」

ヨハネによる福音書２１章１５～１９節

• 復活の主は「わたしを愛しているか」と三度尋ねられました。それはちょうど、ペトロが三度主を否定したことをぬぐい去るようでした。
• 自分の弱さゆえに三度も主を否定してしまったペトロは、誰よりもあなたを愛しています、と直接答えることはできませんでした。
• 人は、神との関係を見直すことなく他者との比較をすることによって、迷い出て自分が誰であるか分からなくなってしまいます。
• 水平の関係の前に、まず垂直の関係を整え、自分がではなく主がご存じですとペトロが答えた時、主は「わたしの羊」を養うよう命じます。
• 神との垂直の関係に立つ者は、新しくされて水平の関係へと送り出されます。しかも、挫折や失敗を経験した弱さを持つ者を用いるのです。
• 弱さにもかかわらずというよりも、弱さゆえに用いられる。その弱さが謙遜にさせ、他人を受け入れ、力づけてあげられるからです。
• 主に愛され赦されて生きているという重さ、深さを感じつつ、同じように主が愛される羊へと向かっていく。主の愛に従っていきましょう。