4月28日(日) 「羊はわたしの声を聞き分ける」
2024年05月11日
ヨハネによる福音書10章22~30節
- 主イエスの時代、イエスは何者なのか、メシア救い主なのか、多くのユダヤ人がそのような思いを抱いていました。
- 今回の場面は、神殿奉献記念祭の時だったとあります。異教徒によって支配されていた礼拝の場を取り戻した記念祭で起こった出来事です。
- ユダヤ人たちが主イエスに直接メシアならはっきりそう言うように迫りましたが、主イエスは信じようとしない人々の問題に触れられます。
- 主イエスを信じようとしないのは、彼らが主イエスの羊でないからだと指摘されます。羊は羊飼いの声を聞き分け、従うからです。
- これはわたしたちに聞き分ける力があるというより、主イエスが一人一人名を呼んで導いてくださるから、聞き分けることができるのです。
- ユダヤ人たちは、自分が理解できて納得できる答えを求めていました。しかし、主イエスの羊とならなければ、得ることはできないのです。
- わたしたちは父なる神のものであり、子なる主イエスのものです。引き離そうとする闇があっても、誰もその手から奪うことはできません。