4月3日(日) 「共に集う喜び」
2022年04月09日
詩編133編1~3節
- 詩編120編から134編までは「都に上る歌」、いわゆる巡礼歌です。出発、到着、礼拝中、帰路と様々な場面で歌われます。
- 1節の「共に座っている」は「共に住む」とも訳されます。その具体的な姿は、食卓を囲むことができることです。
- 散らされた同胞が巡礼によって共に集まり、一緒に礼拝を守っている。その喜びを歌い、祝福の豊かさを2節以降に表現しました。
- それは、アロンの頭に注がれた油が滴り落ち、末広がりに流れていく様、ヘルモン山の雪解け水が地を潤していく様に表されます。
- コロナ以前は、毎週会堂に集い、礼拝を守ることが当たり前だと思っていました。配信を始めても食卓はまだ共にできないままです。
- 礼拝は同じ神を信じ、同じ御言葉を聞き、共に讃美をし、祈りをささげる。「わたし」の喜びよりも「わたしたち」の喜びです。
- 共に集えることは喜び、感謝ですが、そこから始まる主の家族としての、兄弟姉妹の交わりがさらに豊かにされる1年としましょう。