4月30日(日) 「見よ、神の小羊」
2023年05月06日
ヨハネによる福音書1章29~34節
- 洗礼者ヨハネは、自分の方へ来られる主イエスを見て言いました。「見よ」と。この方をこそ見よと聖書は告げているのです。
- この方こそ「世の罪を取り除く神の小羊だ」と示しました。「取り除く」というのは「担う」という意味でもあります。
- 今来られたイエスこそ、世のすべての罪を担い、過ぎ越しのための犠牲となった小羊そのものであるということを指し示したのです。
- しかし、それは当時の救い主のイメージとは程遠いものでした。力を持ち、ユダヤ人をローマの支配から解放するメシア像だったからです。
- ヨハネは繰り返し「この方を知らなかった」と言っていますが、聖霊によって分からされ、この方こそ救い主であると証ししていくのです。
- ヨハネは水による洗礼を授けましたが、「悔い改めのしるし」であって、それだけでは生まれ変わることはできません。
- 主イエスの御名によって受ける、聖霊の働きがある洗礼は、「救いのしるし」です。イエスこそ救い主と証しするために立てられるのです。