4月7日(日) 「同じ思い 同じ愛」
2024年04月19日
フィリピの信徒への手紙2章1~11節
- 教会に集められているわたしたちは、「同じ思い」になっているでしょうか。人が集まれば、それだけ難しいことがわかります。
- 同じ思いになるためには、互いに謙遜になることですが、過剰な謙遜はかえって傲慢になります。神の恵みを放棄することにつながります。
- 2節の「あるなら」という言葉はあるかないかではなくあることが前提の意味です。すでにキリストによる励ましを受けているからです。
- キリストによる励まし、愛の慰め、霊による交わりは、礼拝の祝祷に通じます。これらは条件なく、一方的に神が与えてくださるものです。
- その神の愛を知るのは、独り子主イエス・キリストの十字架によってです。神と等しい身分でありながら十字架の死を引き受けられました。
- わたしたちは十字架をシンボルとします。死をもって終わりではなく、新しい命をもって贖ってくださった赦しのしるしだからです。
- 自分の努力ではなく、神から与えられる恵みによって赦されたお互い、同じ愛を受けて、同じ思いを抱いて新しい年の歩みにつきましょう。