5月12日(日) 「死で終わらない」
2024年05月25日
ヨハネによる福音書11章1~16節
- 兄弟ラザロが病気であることを、マルタとマリアは人をやって主イエスに伝えましたが、「すぐに来てください」とは言わせませんでした。
- そこには主イエスとの信頼関係があったものと思われますが、主イエスはすぐには動かず、なお二日間同じところに滞在されました。
- しかも主イエスは「この病気は死で終わるものではない」と言われたので、周囲には死ぬような病気ではものと思われたようです。
- しかしその後の記述と照らし合わせてみると、その頃ラザロは死んでいました。二日経って主は「ラザロを起こしに行く」と言われました。
- 弟子たちは「眠っているなら助かる」と思いました。それは逆に言えば、死んでいるなら助からない。わたしたちもそう思うところです。
- 主はラザロのいるベタニアではなく、あえて「ユダヤに行こう」と言われました。殺意渦巻くただ中に栄光を表すために向かわれます。
- 主イエスを信じ、その十字架と復活に結びつけられた者は、死で終わらない、永遠の命への希望へと導かれるのです。