5月2日(日) 「最初の朝食」
2021年05月08日
ヨハネによる福音書21章1~14節
- 「最初の朝食」それは、主が十字架にかけられる前の晩、弟子たちと共にされた「最後の晩餐」と、十字架を挟んで対応した出来事です。
- その時、弟子たちはガリラヤへと帰っており、夜通し漁をしたけれども何もとれませんでした。その状況を主は見守っておられました。
- 主が声をかけられ、言われたとおりに船の右側に網を降ろしてみると、おびただしい魚が網にかかりました。以前も同じ場面がありました。
- それはペトロが最初の弟子として召された場面です。おそらくペトロもそのことに気づいたでしょう。そして主の言葉を思い出すのです。
- 彼らは主と共に歩みましたが、主は十字架にかけられ、自分たちは逃げてしまった破れにありました。今、原点に返って再び招かれました。
- 陸に上がると主が食事の用意をされていました。最後の晩餐、五千人の給食と共に、主を中心にした天上の食卓を先取りするものです。
- 主が共におられない時、あれこれやっても徒労に終わります。主が共におられれば網は破れません。主の招きに応え、主と共に歩みましょう。