5月22日(日) 「エッファタ(開け)」
2022年05月28日
マルコによる福音書7章31~37節
- 先週登場した女性は自ら救いを追い求めましたが、今回登場する人は、耳が聞こえず、自分では話すことができませんでした。
- そこで、人々がこの人を主イエスのもとに連れてきて、手を置いてほしいと願いました。癒しに対する迷信的信仰がまだあるのです。
- 主イエスはこの人だけを連れ出して癒されました。一人一人が違う悩みや課題を持っているために、一対一の関係を持たれたのです。
- エッファタ(開け)というアラム語は「開かれよ」という宣言です。天地創造の際に神が言葉によって出来事を起こすのと同じです。
- この人は耳が聞こえませんが、神の言葉によって、肉体的癒し以上のことが起こりました。人間の姿が回復するということです。
- 主イエスは口止めされましたが、人々は讃美をもって言い広めました。創造主の神を讃美することこそ、人間の本来の姿です。
- わたしたちも、「エッファタ」との御声を聞き、耳も心も口も開かれて、心から神をほめたたえる歩みへ送り出されましょう。