5月23日(日) 「通じ合う」
2021年05月29日
使徒言行録2章1~13節
- ペンテコステの出来事は、聖霊、神の力に満たされた弟子たちが、霊が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話し出したということです。
- これは単なる語学のことではなく、あらゆる政治的、経済的、宗教的、人種的な分裂状況からの回復、通じ合う現実になっていったのです。
- どれもこれも一つになったのではなく、それぞれの特徴、特殊性を生かしたうえで、共通する真理が啓き示されたということです。
- 共通する真理とは、主イエスの十字架に込められた罪の赦し、また主イエスの復活に込められた死からの救いに見られる神の偉大な業です。
- 傲慢を根本に自分中心の罪から離れられないわたしたちを再び神の愛の元へと導き、共に赦された者として生きていく世界への招き。
- わたしたちは死をもってすべてが空しく消えていく存在ではなく、意味ある者として受け入れられているのだという望み。
- 人と人とが通じ合う世界に、これらの真理を語り伝えなければならないようにわたしたちは召されている。そこに教会が形成されます。