5月4日(日) 「最初の朝食」
2025年05月16日
ヨハネによる福音書21章1~14節
- 場面はガリラヤの湖、それはペトロたちにとって原点となる地でした。弟子として主イエスに召された時のように、彼らは漁に出たのです。
- あの時のように、夜通し漁をしたけれども何もとれなかった彼らを、復活の主が岸に立ってご覧になっていたのでした。
- 主は彼らに漁をするように指示します。その通りにするとおびただしい魚がとれたのです。彼らは召された時のことを思い出したでしょう。
- 魚の数は153匹だったと具体的に記されています。それは民族の数を指す等色々言われていますが、網は破れませんでした。
- 岸では炭火がおこしてあり、食事の用意がなされていました。十字架前の最後の晩餐に対応する、復活後の主と共にする最初の朝食です。
- 主は「来て食べなさい」と招かれます。最後の晩餐同様に、パンを取って弟子たちに与えられました。それによって主だと分かるのです。
- 五千人の給食、最後の晩餐と共に、復活の主と共にする食事は聖餐の原点として、肉体だけでなく魂も養われるものとなるのです。