6月13日(日) 「安息日のわざ」
2021年06月19日
マルコによる福音書3章1~6節
- 安息日とは、神の天地創造と出エジプトのわざから、神の恵みの下に命と自由、祝福と解放へ導き出されたことを喜び感謝する日です。
- 神に栄光を帰するために、あらゆる人間のわざを休み、祝福を具体化するために、御言葉の下に人生の軌道修正をすることが目的でした。
- ところが律法学者たちは目的を忘れ、安息日に手の萎えた人がいる。主イエスが何かやらかすのではないかと注目していたのです。
- 主イエスはあえて真ん中にその人を立たせ、周囲に安息日に許されているのは善を行うことか、悪を行うことか問われたのです。
- 主イエスにとって、善を行うこと=命を救うこと、悪を行うこと=殺すことでした。どちらでもよいということはないのです。
- 「手を伸ばしなさい」と言われて伸ばすと、手は元通りになりました。安息日であろうとなかろうと、愛のわざを断固なす迫力があります。
- 癒されたから伸ばしたのではないのです。わたしたちも、できないと萎縮するのではなく、神の招きに応えて手を伸ばしていきましょう。