6月18日(日) 「神は独り子を与えられた」
2023年06月24日
ヨハネによる福音書3章16~21節
- ヨハネによる福音書3章16節は「小聖書」と呼ばれ、この1節で聖書全体を凝縮して表現していると言ってよい個所です。
- キリスト教を一言で言い表すと「インマヌエル・アーメン」となり、この2つがキリスト教信仰の中核を表すということになります。
- この言葉は、主イエスを夜訪ねたニコデモとの対話の中で記されました。自分の力で救われると思っているニコデモへの招きなのです。
- 16節の言葉は、主イエスの言葉でありながら、福音書著者の言葉でもあります。ニコデモと読者を重ねての招きとも言えるでしょう。
- ニコデモが夜訪ねたのは、時間的な問題だけでなく、自分の正しさにこだわるという姿勢が、光より闇を好んでいる状態だったのです。
- わたしたちが求められているのは反省ではなく悔い改めです。根本から変えていただくように神の前にひれ伏すことです。
- 信じないで闇に留まる者から、信じて光の下に歩む者へと変えてくださるのも神の愛です。闇と決別して光の中を歩みましょう。