6月23日(日) 「イエス殺害計画」
2024年07月05日
ヨハネによる福音書11章45~57節
- 死んだ人が生き返るという奇跡を目の当たりにして、多くのユダヤ人が主イエスを信じましたが、当局に訴える者もいました。
- 「信じる」はヨハネ福音書のキーワードです。主イエスを神の子、救い主と信じること、それも「見ないで信じる」信仰が求められています。
- 奇跡を見たから信じるのではなく、御言葉を聞くことによって、まだ見ぬ神の救いを信じるのが本物の信仰であり真の幸いが与えられます。
- 奇跡を見ても悪意をもって通報する人々によって、最高法院が開かれ、その場で主イエスの死刑が決定づけられることになります。
- 最高法院は、主イエスの人気が暴動につながり、ローマ帝国に反逆を疑われ、目をつけられて自分たちが滅ぼされることを恐れました。
- しかし、大祭司はイエス一人の犠牲によって民が救われると告げました。このような悪意をも神は用いられ、救いにつなげられるのです。
- 主イエスは過越しの小羊として十字架に掛けられるその時まで身を隠されます。神の救いの計画は着実に進んでいます。