6月25日(日) 「栄える者、衰える者」
2023年07月04日
ヨハネによる福音書3章22~30節
- 主イエスとニコデモとの会話の中で、「水と霊とによって生まれる」ことが話題となりました。その流れで洗礼の場面となります。
- 洗礼者ヨハネとは別に、主イエスも洗礼を授けていたことが記されています(厳密には弟子たちが)。洗礼は新しく生まれる象徴です。
- さてそこで、先に授けていたヨハネの洗礼と、後から来た主イエスの洗礼のどちらが清める力があるかという論争が起こりました。
- ヨハネの弟子にしてみれば、自分たちの先生の方が優れていると思いたいのです。しかしヨハネ自身は、自分の立場を弁えていたのでした。
- ヨハネは自分がメシアではないこと、主イエスの道備えをするために神に召された者であることをよく知り、そこに忠実に生きたのです。
- さらに当時の結婚式に例え、花婿である主イエスに花嫁であるユダヤの民を届ける介添人としての喜びに満たされていると語りました。
- その役割を果たしたら、自分は衰えていくとしても、神の御心であるなら喜ぶというのです。神の救いが継続していく希望に生きましょう。