6月26日(日) 「まだ、悟らないのか」
2022年07月02日
マルコによる福音書8章11~21節
- すでに主イエスに批判されていたファリサイ派の人々が、自分が神の子ならそれを証明するしるしを見せろと議論をしかけました。
- 主は数々の奇跡を起こしてこられましたが、それは神の憐みの業であり、神を試すようなあり方で関わる者には応えられないのです。
- そこを去って舟で向こう岸へ向かう途中、一つしかパンを持ち合わせていなかったことについて議論が起こりました。
- 主イエスはファリサイ派、ヘロデに象徴される、神の恵みや慈しみを信頼せず、自分を主とするようなあり方を批判されたのです。
- ところが弟子たちは、自分たちがパンを持っていなかったことに対する叱責ととらえてしまいました。
- すでに五千人や四千人に給食された奇跡やその他の奇跡を目の当たりにしながら、弟子たちには主が何者か理解できなかったのです。
- パン種はわずかでも発酵させて膨らませる力を持っています。悪しきパン種ではなく、主の恵みを感謝し、讃美を広げる力を持ちましょう。