6月28日(日)「分離されるとき」
2020年07月04日
ルカによる福音書17章34~37節
- 今回の箇所は、家族や仲間など親密な関係であっても、滅びか救いかという問題については、分断されることがあると語られています。
- わたしたちの究極の問題、生と死、救いと滅びという問題は、他人に替わってもらうわけにはいかず、替わってあげることもできません。
- 主イエスが再び来られる日、神の創造の完成、輝かしい勝利にあずかるには、その人その人の決断が必要であり、求められています。
- 人間の生み出す混乱が、生き生きとした歩みを閉塞させ、腐敗させます。しかし、人間の混乱の中でこそ神の摂理はハッキリと現れます。
- 人間中心主義、人間支配の破れがはげ鷹が集まる死体を生み出しますが、命の輝く世界を神の支配が取り戻すのです。
- 天国への門は、二人並んで入ることができない狭い門だと言われます。人は共に生きることを望みつつ、信仰は個人の決断なのです。
- 狭い門をくぐり抜けた後は、神の国においてみんなが一つにされる喜びに招かれるのです。その招きを信じ、希望のうちに歩みましょう。