6月30日(日)分区デー(講壇交換) 「人の企て、神の計画」關橋賢牧師(屋島教会)
2024年07月07日
エステル記4章1~17節
エステル記では、個人的な感情から発した大臣ハマンのユダヤ人絶滅計画が失敗に終わりました。人間の立てる様々な企ての中でも、それが一時的な感情によって練られ、誰かを傷つけ裁こうとするような企てであるなら、そのような企ては神様のご計画の前にもろくも崩れ去ることをこの物語ははっきりと示しています。
詩編74編には神に逆らう者が繁栄している様を見て、なぜ神様は沈黙しているのかと嘆く祈りがあります。現在の世界でも神に逆らう者の方が繁栄をしているように見えます。けれども、主イエスを信じる信仰に立つのであれば、このような現状もいつか神様のご計画によって必ず変えられる日が来ると信じて過ごすことができます。主イエスは死に打ち勝つ力を持ってこの世界を治めるお方だからです。「わたしは世の終わりまで、あなたがたと共にいる」。「時々」ではなく「いつも」です。主イエスの言葉に信頼し、ただ神のご計画がなるよう祈りましょう。