６月４日（日）　「新しく生まれる」

ヨハネによる福音書３章１～１５節

• ヨハネによる福音書のみに登場するニコデモは、この後７章、１９章にも出てきますが、いずれも重要な場面となっています。
• 彼は熱心なユダヤ教徒であり、議員でもありました。社会的地位も教養もある彼が、主イエスのもとに、夜、わざわざ訪れたのです。
• すでにユダヤ当局に目をつけられている主イエスに会うためには、白昼堂々とはいかず、人目を忍ばなければならなかったのです。
• 彼は主イエスに教えを請うために訪ねたのでしょうけれども、自分自身の正しさによって救われるということを疑っていなかったようです。
• 自分自身が変わらなければならないとは思っていないため、主イエスが言われる「新しく生まれる」ということが理解できないのです。
• わたしたちは自分の努力で救われることはできません。ただ神の恵み、聖霊の働きにより、新しく生まれ変わることによって起こるのです。
• 自分には何一つ誇るべきものがないにもかかわらず、神の憐みによって信仰が与えられる。全能の神に従って自由に歩んでまいりましょう。