７月１０日（日）　「信仰告白」

マルコによる福音書８章２７～９章１節

• 主イエスは弟子たちに「人々は」わたしのことを何者だと言っているかとお尋ねになりました。弟子たちは気楽に次々と答えました。
• ここに挙げられた３人（３組）は、いずれも救い主が登場する道備えの役割がありました。人々のメシア到来への期待がうかがえます。
• これらの人々は過去の人であり、将来のメシアに期待しているものの、主イエスがメシアそのものであるという理解ではなかったのです。
• 人々の噂を第三者的に次々述べた弟子たちに、あなたがたはわたしを何者だというのかと問われました。自分なりの答えが求められます。
• ペトロがまだ十分理解できていない中「あなたは、メシアです」と答えました。これは人類最初の、そして最も短い信仰告白の言葉でした。
• 信仰告白をラテン語でクレド―と言います。これはクレジットの語源です。任せる、委ねるという意味です。神に自分を任せるのです。
• 十字架にかけられ、復活されたイエスこそ救い主であると告白し、その御腕に委ね、平安の中を信頼に満ちた歩みを展開していきましょう。