7月14日(日) 「一粒の麦」
2024年07月27日
ヨハネによる福音書12章20~26節
- 一粒の麦、それは放っておいた方が死んでしまうようですが、地に蒔かれることによって姿を変え、多くの実を実らせるようになるのです。
- 主はいよいよ「時が来た」と言われました。それはご自分が一粒の麦として十字架にかかり、信じる者が死から命へと移されるようになる時です。
- そのきっかけは、ギリシャ人が主イエスを訪ねてきたことです。神を崇める異邦人からも主イエスを求める人が現れたということです。
- 本来、異邦人は神殿において入れる場所に限りがありました。そのためフィリポを通じて面会を求めたのです。真摯な求道の姿勢です。
- ユダヤ人たちはローマの支配から解放してくれる王としてのメシアを待望していました。しかし、主イエスは全て神を信じる者の救い主なのです。
- 一粒の麦が死ななければ新しい命を生み出すことがないように、わたしたちも古い自分に死に、真の命、神の命に至る必要があります。
- 主イエスに従い、仕える者を神は大切にしてくださいます。これこそわたしたちの慰めです。主によって、多くの実りに結ばれていきましょう。