7月17日(日) 「自分の十字架を背負って従う」
2022年07月24日
マルコによる福音書8章31~9章1節
- 主イエスの受難予告です。苦しみを受け、排斥され、殺される。これは必ず起こることです。十字架と関わらない信仰はありえないのです。
- そして三日の後に復活することになっていると宣言されました。十字架から復活へ、苦難から勝利へ導かれるという道を示されました。
- それには条件があります。「わたしの後に従いたい者は、自分を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい」という言葉です。
- これは、自分中心の生活を離れること、避けようと思えば避けられることをあえて担っていくこと、自分ならではの十字架を背負うこと、
- 神との永遠の関係に結びつくこと、無理やり背負わされる十字架を負うことです。そのことがかえって自分の命を救うことになるのです。
- たとえ全世界を手に入れても、自分の命を失ったら、何の得があろうか。かけがえのない自分自身を生かす道へと主は招いておられます。
- 引きずる十字架は重いものですが、本気で背負う十字架は、主が命を懸けて背負いきってくださった恵みに気づかされ軽くなるのです。