7月2日(日) 「天から来られる方」
2023年07月09日
ヨハネによる福音書3章31~36節
- この段落は、新共同訳聖書では会話の「」で囲まれていますが、他の訳の聖書では会話の途中だったり、会話から外れていたりします。
- 前段落から続く洗礼者ヨハネの言葉でありながら、福音書記者ヨハネ(別人)の信仰告白が含まれている内容であると読み取れます。
- 3章16節も同じように、主イエスの言葉とヨハネの言葉が重なります。そして「御子を信じる者は永遠の命を得る」共通のテーマです。
- わたしたち地上に属する者は、自分が経験したことのないことを受け入れることができません。信じることはまさに「奇跡」なのです。
- キリスト教信仰とは、キリストの教えを信じるというのではなく、神に愛され、受け入れられている自分を受け入れるということです。
- クリスチャンは、それぞれが違った形で「分かる」ようになった「言葉」を聞いてきました。理解ではなく、分かる瞬間があるのです。
- 信じない者にならないで、信じる者になりなさいという神の招き。他人と比べるのではなく、その人ならではの招きに応えて歩みましょう。