7月26日(日)「神の前で生きる」 村上有子伝道師

2020年08月01日

使徒言行録22章1~10節

裁判の被告側に立たされるパウロ。憎しみ、殺意に燃えている彼らの前でのパウロの姿をこのように記されています。 「~見つめて言った」(1節)原文では、「鋭い目を注ぐ」という意味がある動詞。すなわち、パウロは、にらみ返して語るのです。自分は、生まれてこの方、全く曇りのない、責められることのない良心に従って、神の御国の一員として、民の義務を果たして生きてきた、と告白するのです。

「生きる」(1節)は原文では、「社会の一員として義務を果たして生きる」という意味の言葉。それゆえに「神の前に生きる」とは、神の国の一構成員として、この地上にあっても、神とともに生きる、ということ。私たちが果たすべき義務は、神の国の民として、神の御手を信じて、生き抜くことです。(聖歌651番)「罪人の頭」と自称するパウロが告白するように、私たちも「神の前に生きています」と告白して、主を褒めたたえるのです。

〒761-4661 香川県小豆郡土庄町豊島家浦2467
℡ 0879-62-9269(FAX兼)
Powered by Webnode Cookie
無料でホームページを作成しよう! このサイトはWebnodeで作成されました。 あなたも無料で自分で作成してみませんか? さあ、はじめよう