7月31日(日) 「不信仰との闘い」
2022年08月14日
マルコによる福音書9章14~29節
- 神秘的な体験をした山上の変貌の出来事の後、山を下りた主イエスを待っていたのは今まで同様、救いを求める大勢の群衆でした。
- 息子を汚れた霊に取りつかれた人が、残っていた弟子たちに癒しを求めたのにできなかったということで、弟子たちと議論していたのです。
- 主イエスはその様子を見て、無力な弟子たち、それを非難する父親、面白がって見ている群衆、それらを含んだこの時代を嘆かれました。
- 「いつまで、あなたがたに我慢しなければならないのか」と嘆きつつ、主は人間を見捨てて救いを放り出すようなことはなさいません。
- 父親は、これまでも息子を直すためにいろいろな手段で期待をしては裏切られてきたのでしょう。つい「できれば」と口にしてしまいます。
- 主は「わたしにはできる」と言いませんでした。「信じる者には何でもできる」ただ神を信頼し、神に期待する姿勢が求められています。
- 最後に「祈り」について触れられています。祈りは自分の思いではなくただ神の御心がなるように委ねることです。そこに事が起こります。