7月7日(日) 「葬りの日のために」

2024年07月17日

ヨハネによる福音書12章1~11節

  • ラザロのよみがえりをきっかけに最高法院が開かれ、主イエスの死刑が確定していました。緊迫した状況の中、マリアの奉仕の姿勢が示されます。
  • マリアは当時のユダヤ人の年収分に相当する油を主イエスの足に注ぎ、自分の髪の毛で拭ったのです。部屋は香油の香りで満たされたでしょう。
  • それを見た弟子のユダがいちゃもんをつけます。要はもったいないということです。わたしたちもその気持ちはよくわかるのではないでしょうか。
  • マリアは今まで使おうと思えば使うことができたはずの油を主のために用いました。献身の思いの無い損得勘定では他者の奉仕は理解できません。
  • メシアとは「油注がれた者」という意味です。マリアなりの信仰告白であり、頭以外に油を注ぐのは葬りを意識してのものだったのです。
  • ラザロが葬られた時の死の匂いに対して、香油の香りでいっぱいになった部屋は、この出来事が記憶に残るものとなったのです。
  • 主の十字架の死と復活に触れて、喜びと感謝の中でできる限りの捧げものを捧げて礼拝する時、そこは喜びの香りで満たされるのです。
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