７月９日（日）　「渇かない水」

ヨハネによる福音書４章１～１５節

• 「出会い」とは出て会うと書くように、積極的に働きかけることによって起こります。神の方から出向いて機会を与えてくださっています。
• このサマリアの女との出会いは偶然ではなく、主イエスが神の救いをもたらすために、わざわざ通らなくてもよい地で起こりました。
• ここに現れた女性は、「わけあり」の人でした。通常朝または夕方に水を汲むところ、正午ごろに人を避けるようにして来たからです。
• そこで待っていたのが主イエスでした。主は救いに来たにもかかわらず、ユダヤ人とサマリア人の対立を超えて低姿勢に水を求めました。
• この後の主イエスと女性の会話は、女性は飲み水のこと、主イエスは生きた水のことを語るので、かみ合っていないような気がします。
• しかしそこから、女性は生きた水を知り、それを求めるようになります。分からないけれども、それを求めることが重要なことでした。
• 「渇く」は主イエスの十字架上の言葉にもありました。主ご自身は十字架で渇きながら、命の水を与えるべく招いてくださっています。