8月16日(日)「裸で主に従う」
2020年08月22日
ルカによる福音書18章24~30節
- 主は財産のある者が救いに入ることは難しいと言われましたが、富や金銭に問題があるわけではありません。使い方、使う人の問題です。
- 富や金銭は神の恵みと祝福のしるしであって、多くの善きものを生み出しては来ました。しかしそれらは物質であって全能ではないのです。
- 富や金銭は委ねられたもの。神に管理を任されたものです。究極的には所有者である神に返すものです。委ねられたものを分かち合い用いていくのです。
- しかし、どんな富よりも命の方が尊いことを忘れてはならないのです。富の持つ魔力に負けない、縛られない力が必要です。
- ここでも「誰が救われるのだろうか」という問いがあがりました。主は人間の資格や権利無しにただ神の恵みにあって生きよと言われます。
- 富同様に、家、妻、兄弟、両親、子供も神の祝福であって、それら相対的なものを絶対的なものと取り違えてはならないということです。
- すべては用意されているのだから手ぶらでよいのだ。裸の主に裸で従い、すべてに勝る永遠の命を受けるものとされたいと思います。