8月21日(日) 「逆らわない者は味方」
2022年09月04日
マルコによる福音書9章38~41節
- 12弟子の一人ヨハネは、知らない人物が主イエスの名を使って悪霊を追い出しているのを見て、それをやめさせたことを報告しました。
- 彼は主イエスからほめられると思ったのでしょう。しかし、「やめさせてはならない。逆らわない者は味方なのだ」と言われてしまいます。
- 主イエスが戒めたのは党派心です。自分たちに従わない者を敵として排除しようとしている。それでいいのかと主は問われるのです。
- 自分は正しい、相手は間違っている、そう思うとき、正しさとはなんでしょうか。自分の考えや主張を正しさの基準にしているのです。
- ヨハネは、弟子たちのうちで誰が一番偉いかという議論に加わっていました。重んじられたい、反対する者は裁く、そういう思いでした。
- 主は敵を作るのではなく味方を作りなさい、自分と違う人を裁くのではなく、神に愛されているその人を受け入れなさいと教えられます。
- わたしたちの伝道とは、反対する人に心を入れ替えさせることよりも、味方を一人でも多く集め共に祝福に与ることに目を向けたいのです。