8月23日(日)「十字架が待つ」
2020年08月30日
ルカによる福音書18章31~34節
- 主イエスによる三度目の受難予告です。ここでは異邦人に引き渡され、精神的にも肉体的にも痛めつけられたあげく殺されるというのです。
- しかし、そこで終わってしまうのではなく、三日目に復活することが告げられています。聞いた弟子たちには理解できなかったとあります。
- このことは聖霊によって啓示されて分かるようになります。後で必ず分からされる時がくることを信じて歩むことも信仰の姿勢です。
- 主は、ありとあらゆる苦悩や苦痛にあえぐわたしたちを理解し、受け止め、共におられるべく、それらを引き受けられたのです。
- わたしたちの苦しみを十字架と結びつける時、苦しみを受け止めなおし、鍛えられ、生きる意味さえ見出すことができるようになります。
- 主イエスの受難予告は、苦るしみがそのまま終わることがないことも明らかにされました。苦難から栄光へ、十字架から復活への道筋です。
- わたしたちの生涯は苦しみに終わらない。死をもって全てが無に帰するのではない。永遠の命へとつながる道をたどらせていただくのです。