8月25日(日) 「裏切るのは誰?」
2024年09月04日
ヨハネによる福音書13章21~30節
- 主イエスが弟子たちの足を洗うという、本来(異邦人の)奴隷がするべき奉仕をされた後、互いに足を洗い合うべく教えられました。
- この箇所は、ユダの裏切りを予告する場面ですが、ヨハネ福音書は6章71節、12章4節でもユダの裏切り予告が示唆されていました。
- 冒頭で主イエスは「心を騒がせ」ましたが、ユダの裏切りについて動揺したのではなく、滅びに向かわせる力に対して心高ぶられたのです。
- 主イエスは裏切るのはユダだと名指しせず「あなたがたのうちの一人が」と言われました。特定の誰かではなく可能性はみんなにあります。
- 弟子たちが誰のことかわからなかったように、ユダに怪しい動きがなかったのと、主イエスも分け隔てなく愛されていたことが分かります。
- ユダがパンを受け取るとサタンが入りました。主の聖餐としてのパンを受けながら主の愛を受け取ることができなかったのです。
- ユダが裏切ったのは夜でした。主イエスという真の光から離れて闇の方に向かってしまったのです。闇に勝つ光の下にとどまりましょう。