8月28日(日) 「塩は良いものだ」
2022年09月04日
マルコによる福音書9章42~50節
- 主イエスがおっしゃったのだろうか?と思わせるような衝撃的な言葉が続きます。子供や主イエスに味方する者をつまずかせるなら云々。
- つまずくという言葉の語源は罠や障害物の意味です。ちょっとしたことでも主イエスからそらせるような者は滅びに至るという警告です。
- 地獄の業火は滅びの火ですが、火は同時に不純物を取り除き、精錬する力もあります。その火で塩味をつけられると主は言われます。
- 人工甘味料はあっても人口塩味料がないように、塩は生きていくうえで必要不可欠なものであり、これに代わるものはありません。
- 主はマタイ福音書で「あなたがたは地の塩である」と言われました。なりなさいではなく、一人一人が必要とされて生かされているのです。
- 塩の三大効果は味をつけ、腐るのを防ぎ、清めるということです。こうした役割を果たすことにおいて、生かされている意味を発揮します。
- 主イエスを受け入れることによって自分の内に塩を持つこととなり、お互いを受け入れ合うことによって平和に過ごすことが求められます。