8月29日(日)「伸縮自在」
2021年09月05日
マルコによる福音書2章18~22節
- 断食をめぐって、神との垂直の関係から人との水平の関係を整えれば良いものを、水平のみ問題にする者たちに主はたとえを話されました。
- 花婿のたとえは、主イエスと今は一緒にいるが、十字架にかけられ取り去られる時が来ると、自発的に悔い改めるだろうということです。
- もう一つのたとえは、新しい布は縮むことによって、新しいぶどう酒は膨張することによっていずれも古いものを損なうということです。
- 罪人が赦されて永遠の命へ導かれる、そういう新しい教えを受け止めるには、旧態依然とした生き方ではなく新しくされる必要があります。
- せっかく新しいものを取り入れても、伸縮自在に耐えられるように自分が変えられなければ、無意味であるということです。
- 新しいぶどう酒を新しい革袋に、というのは時間的に新しい(new)ものを的に新しい(flesh)ものにと使い分けられた意味があります。
- わたしたちは御言葉と聖餐によって内面的に新しくされながら、伸縮自在な生命力をもって、社会に愛と命を注ぎ込んでいくのです。