8月4日(日) 「裁くためではなく救うため」
2024年08月17日
ヨハネによる福音書12章44~50節
- 36節でユダヤ人から身を隠された主イエスが叫んで言われます。誰に向かってでしょうか。読者に向けてこれまでのまとめを語られます。
- それは、主イエスが父なる神と一つであること、ご自分を信じる者が暗闇にとどまることのないように光として来られたということです。
- そのうえで、主が語られる言葉を聞いて、守らない者がいても裁かないと言われます。裁くためではなく救うために来られたからです。
- 中心テーマである3章16節に続く17節には「神が御子を世に遣わされたのは、世を裁くためではなく、世が救われるため」とあります。
- しかし、主の言葉を拒み、受け入れない者には裁きがあると言われます。世の終わり、救いと裁きを分ける決定的な時はあるのです。
- 主が語られる言葉は、勝手に思いつきで語られるものではなく、神の言葉そのものです。父なる神はわたしたちに永遠の命を約束されます。
- わたしたちが自分の力で聞いて信じるのではなく、ただ神の恵みによって主の十字架と復活に示された救いを受け止めて歩みましょう。