9月10日(日) 「聖書が証しするもの」
2023年09月17日
ヨハネによる福音書5章31~40節
- 聖書は一般の本屋で買える「書物」ですが、聖霊の導きによって、キリストを証ししていると信じて読まなければ分かりません。
- 本箇所で11回も出てくる「証し」とは、元々は裁判用語であり、主イエスがユダヤ教当局に尋問されている状況と重なります。
- 罪を犯した容疑者が自分自身について証言しても意味がありません。だから主イエスも証しをなさる方は別におられると言うのです。
- それが誰かの前に、主イエスは洗礼者ヨハネについて語られます。先駆者である彼は主イエスを指し示すともし火として証しました。
- ヨハネの証言はすべて過去形であり、永遠にわたることのできない人間の限界があります。彼にまさる証しが神による証しです。
- 聖書を通して、主イエスが行う業を通して、父なる神が直接証しをしているのです。それは愛の交わりの中で分からされるものです。
- 信じるとは反対の方向に行きがちなわたしたちを救う父なる神の御心が、主イエス・キリストの十字架と復活の出来事なのです。