９月１１日（日）　「神が結び合わせたもの」

マルコによる福音書１０章１～１２節

• 群衆に教えておられる主イエスのもとにファリサイ派の人々が近寄って、離縁することは律法に適っているかどうか尋ねました。
• 「律法に適っていない」と答えれば、申命記２４章１節に定められているので、なぜダメだというのかと責めることができます。
• 「適っている」と答えれば、離縁は姦通の罪を犯させることになると教えておられる主イエスの言葉の整合性を問うことができます。
• このように、罠にかけたい思惑をもった問いに対し、主イエスは離縁の問題ではなく、そもそも結婚が神の祝福であることを教えました。
• 創世記１、２章にあるように、神が人を男と女に造られた。それは、愛の交わりを形作るものとして、二人が一体となるためでした。
• わたしたちは自分たちで相手を見つけたようでありながら、神によって選ばれ、与えられた助け手によって、互いに仕え合うのです。
• わたしたちは真実の愛を知らない存在でした。聖書は己を与え尽くしてとりなしてくださる神の愛に生きる者へとわたしたちを招くのです。