9月20日(日)「人生の清算」
2020年09月27日
ルカによる福音書19章11~27節
- ここでは、神の国は確かに来るが、それは瞬間的に現れるものではなく、備えをもって普段の生活をしていくことが求められています。
- その備えというのが、人それぞれに与えられている、委ねられているものを生かして生きることであり、神の国を待ち望む姿勢となります。
- このたとえ話では平等に与えられたものを、1人は10倍に、1人は5倍にしましたが、1人は隠していたことが問題とされています。
- 神はわたしたちに期待を寄せています。利益をあげることを喜ばれます。だから、主人がいない時こそ、しっかりやる必要があります。
- 報酬は休息ではありません。多忙ではなく多様性をもって更なる管理を求められる。そして、最後に決算報告をする日を迎えるのです。
- どうせ1ムナなんて、とか、他人のものなんて、とか、自分が管理者であれば、という感覚が隠していた者にはあったのでしょう。
- 自分本位は滅びに至ります。神から委ねられたものを感謝して受け、それを互いに豊かに生かしていくところに命は輝き出るのです。