9月5日(日) 「わたしの主、わたしの神よ」坂口由起神学生
2021年09月11日
ヨハネによる福音書20章24~29節
- トマスは主の復活を信じませんでした。主の復活という福音よりも自分が大事なのです。自分が納得できなければ信じない、どこまでも自分が中心であるのです。
- トマスの姿は私たち罪人の姿です。私たちは困難の中にある時、復活の主が共におられることを忘れ、恐れに支配され、気づかないうちに主の復活を疑ってしまっているのではないでしょうか。
- そんなトマスのもとにイエス様は来てくださり、御傷を示されました。主の傷は、私たちの罪の贖いのために死んでくださった十字架の傷です。その傷に、主は手を入れなさいと仰るのです。
- 信じない者を信じる者とするために、イエス様と共に永遠の命を生きる者とするために、主はご自身の全てを差し出してくださるのです。
- 私たちは幸いであります。私たちのために死んで復活された方が、私たちの救い主であり神となってくださったのです。そして、私たちは喜んで告白させていただけるのです。「わたしの主、わたしの神よ。」