9月8日(日) 「ペトロの離反予告」
2024年09月21日
ヨハネによる福音書13章36~38節
- 12弟子のリーダー格ともいえるペトロは、出番の多さから有名でもあり、そして破れの多い人物として、愛される存在でもあります。
- ペトロは主イエスのためなら命を捨ますとの宣言をしました。しかし、これから命を十字架において捨てられるのは主イエスなのです。
- 人間的な宣言がいかに無力なものであるかを知らされます。宣言の舌の根も乾かぬうちに、彼は三度主イエスを知らないと否定するのです。
- 主イエスを裏切ったのはユダだけでなく、ペトロも、他の弟子たちもそうでした。しかしユダは自ら命を絶ち、他は用いられていきます。
- その違いは「悔い改め」にあります。ユダは、反省はしましたが、それは自分で解決しようとするものであり、償うことはできないのです。
- ペトロは復活の主イエスと出会うことで神の方へ方向転換することができました。自分のために命をかけてくださった主を知るのです。
- 「主よ、どこへ行かれるのですか」わたしたちが赦されるのは、その行き先である十字架であり、そこで悔い改めに導かれるのです。