8月6日(日) 「み言葉を信じる」
2023年08月13日
ヨハネによる福音書4章43~54節
- 主イエスはかつて、「預言者は自分の故郷では敬われないものだ」とおっしゃいました。しかしガリラヤの人々は主を歓迎しました。
- それは、これまでの主イエスのなさった奇跡を見て、自分に都合の良い姿を歓迎したに過ぎないのです。この後に問題提起されます。
- 主イエスのもとに、王の役人がカファルナウムからはるばるやって来ました。病で死にかけている息子を癒してもらうためです。
- 役人の求めに対して主イエスは素っ気なく返答します。それは、自分の願いが叶えば良いと思っている信仰ではないかと問うのです。
- それでも諦めない役員に、主イエスは「帰りなさい(原文は帰れ)」と言われます。ただしあなたの息子は生きるとも言われました。
- 役人は帰れと言われた後の主の言葉に望みを置き、受け入れて信じたのです。見ないで信じた彼の上に奇跡は起こったのです。
- 見て信じる信仰は自分が主体です。そこから悔い改めて見ないで信じる信仰に変えてくださるのが事柄を起こす神の言葉なのです。