4月21日(日) 「わたしは良い羊飼い」
2024年05月03日
ヨハネによる福音書10章11~21節
- 「群れ」という言葉はまことの君の横に羊がいます。羊の門であり、羊を愛する良い羊飼いである主のもとに群れを形成するのが教会です。
- 羊は大変穏やかな性格で1匹でも群れでも変わらないそうです。人は一人ならいい人でも、集まると性格が変わってしまうことがあります。
- しかし羊は愚かさの代名詞でもあり、迷いやすく判断力がない。転ぶと自力で起き上がれない。超ド近眼など問題点も多くあります。
- そうした弱い存在だからこそ、羊飼いは1匹1匹に名前をつけ、独特の声で指示を与えます。その声を知り、羊はその声にだけ従うのです。
- 「良い羊飼いは羊のために命を捨てる」とあります。そう自己紹介なさった主はそれを実行し、羊のために身代わりとなって命を捧げました。
- 牧師は羊飼いのことですが、ただ独りの良い羊飼いに倣って、羊を神の国という囲いの中に導き養う者です。自身もまた主イエスの羊です。
- 羊を導く方に導かれた羊は、囲いの外にいる羊、救いを必要としている人のために祈り、手を差し伸べていく群れを形成していくのです。