8月10日(日) 「私たちを信頼される方」 多田麻矢神学生
2025年08月24日
創世記1章25~28節
神さまは、私たちを「ご自分にかたどって」造り、海の魚や空の鳥、家畜などすべてを任せてくださいました。それは私たちが有能だからではありません。しかも、人が生きるための必要はあらかじめ整えられ、「産めよ、増えよ」と祝福までくださいました。
本来、私たちは豊かな交わりに生きる存在ですが、そのつながりを壊し、孤独に陥ってしまうことがあります。その極地は十字架です。十字架を前に弟子たちも逃げました。それでもイエス様は、裏切って逃げた弟子たちに今度はすべての人々を任されました。弟子たちはその信頼に応えようとしました。神の愛を伝え、教会をたてていきました。上手くいかないこともありましたが、そのたびに神さまは共にいて導かれました。
そして今、私たちがこの地で礼拝に集められています。礼拝することや福音を伝えることを神さまが変わらず任せてくださっていることの証です。それは弟子たちがイエス様の信頼に応えようと歩んだ姿と重なります。神は天地創造の時から今もこれからも私たちを信頼し続けてくださっています。