8月31日(日) 「喜びの中で生かす方」 多田麻矢神学生

2025年09月06日

Ⅰテサロニケの信徒への手紙5章14~22節

 パウロは迫害下のテサロニケ教会に「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい」と勧めました。

 テサロニケの教会はパウロの説教を「神の言葉」として受け入れていました。説教は語る者と神だけでなく、聖霊なる神に導かれて語られる言葉を「神の言葉」として受け入れる聞き手が不可欠です。また、「神の言葉」は支え合う交わりの中で実現します。テサロニケの教会の人達は迫害されながらも他の教会のことを祈り支えていました。四国の教会が祈り支え合う姿は、テサロニケの教会に重なる者があります。

 さらにパウロの希望は目の前にあるものにとどまらず、復活と再臨における「主の日」に向けられています。今生きている者もすでに死んだ者も共にイエス様にお会いする日の人間の範囲を超えた希望です。

 神と人との交わりの中で与えられる喜びと感謝、そして神への祈りは個人の努力だけでは得られません。神に与えられた交わりの中で「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい」と語られています。 

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